車買取における査定ポイント：査定員がよく見るところとは？

2018年05月29日

カテゴリー車の査定の基礎知識

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「車査定ではどんなポイントをチェックされるのか？」は気になるところですが、今回は主な査定ポイントを紹介していきます。

査定でチェックされる5つのポイント

基本的に各社の査定基準の詳細は不明ですが、良く見られる主なポイントはあります。

  • 外装
  • 内装
  • 走行距離
  • エンジン周辺
  • そのほか付属品


外装はボディの傷や汚れなどをチェックされます。ランプやアンテナなど、外装を全体的に査定され、割と細かい傷なども考慮されます。

内装はシートやマットなど、内装全体をチェックされます。取れない汚れが付いていると取り換える必要があるので、買取価格が大幅にダウンしてしまうことがあります。社内でドリンクを飲みながら運転することが多い場合、こぼさないように細心の注意を心がけておきましょう。

走行距離で大まかな買取価格が決まると言われるほど、車買取において重要度の高いポイントが走行距離です。これは一括査定を利用する場合も必ずといって良いほど必須項目となっていますね。

エンジン周辺は素人にとって最も分かりずらい査定ポイントですが、エンジン音やプラグ、改造パーツがあるかどうかなど、こちらも全体的にチェックされます。内部は修復してもバレないと思いがちですが、査定人の目は誤魔化せません。また、エンジンオーバーホールなどによって逆に査定額が上がることもあるので、エンジン周辺をいじった場合は申告しておきましょう。

その他、取扱説明書や定期点検整備記録など、付属品関連も査定されます。愛車に関連する付属品をすべて揃えて査定を受けるのが理想です。

査定に向けてやっておくべきことは？

基本的に査定を受けるまでにやっておきたいことは「洗車」と「社内の掃除」です。綺麗な状態で買取に出すと価格が上がるという話は都市伝説的な感じでもありますが、汚れがひどい車を買い取って再販する場合、どちらにしても綺麗にしなければならないため、少なからず状態が綺麗であるほど買取価格が上がる可能性は高いです。

外装を洗車で綺麗にして内装を掃除しておく以外には、関連する付属品を揃えておく程度で問題なく、買取に向けて傷などを修理する必要はありません。

本当に修理しなくて大丈夫？

車は状態が良いほど価値が高くなるため、外装に傷や故障がある場合に修理をしておく方が良いという考え方があります。

この買取方法が正しいかどうかは、修理コストも含めて「修理した場合の買取価格」と「修理しない場合の買取価格」を比較すれば分かりますが、本当にケースバイケースです。

例えば、テールランプが割れていて1,000円ほどで修理できたとすると、これは修復歴が考慮されるものの、大幅な買取価格ダウンはないのでお得と考えやすいです。しかし、その修理費用に5万円や10万円と高額なコストがかかるなら、確実性もないことからそのままの状態で買取に出したいという気持ちが心理的に働きますね。

この答えは、愛車を査定する人にしか分からないため、確実な答えを知りたいなら査定を受ける時に「修理すると買取価格上がりますか？」とストレートに聞くのがおすすめです。

査定ポイントを知った上で高額買取に繋げるには？

査定ポイントを知っておくことで、洗車や掃除の重要性が少なからず分かることがメリットであり、付属品が欠けていると大幅に買取価格が下がることも珍しくありません。

しかし、それ以上に高額買取に繋げられるかどうかは未知数であり、特に修理をする方が良いかどうかは本当に答えがありません。

基本的に査定ポイントを理解しても査定比較が重要な作業となってくるため、出来る範囲でしっかりと査定準備を進めながらも、数社で査定を受けて買取価格を比較することは徹底的にやっておきたいところです。

まとめ

これから愛車を査定に出すに向けて、まずはしっかりと洗車や掃除をやっておきましょう。次に取扱説明書などの付属品を必須書類と合わせてすべて用意しておき、ここは入念に確認しながら準備を進めることが大切です。

こうして一連の準備が整ったら、一括査定から比較作業に力を入れておき、最高額を提示してくれる業者を見つけてベストな結果を目指してください。