15年落ちの中古車でも買取に出せる?売れるの?

15年落ちの中古車

15年落ちの中古車になると走行距離はおよそ15万kmほどが想像されますが、10万kmを超えると価値がないと言われることも多い買取業界において「15年落ちは売れない・・・」と思いますね。

しかし、実際のところは売れるかどうかは「何年落ち」ではないというのが答えです。

15年落ちの中古車は売れるの?

一般的に走行距離は1年で1万kmとされているため、これを元にすると15年落ちの中古車は15万kmを超えているケースもあるため、売れそうにありません。

しかし、現状は15年落ちの中古車でも問題なく売ることができるため、迷わずに買取に出してみましょう。

ちなみに「15年落ち」以外にも「20年落ち」や「30年落ち」でも売ることができますし、極論をいえば「廃車や事故車」も買取で売ることができます。

走行距離の限界値は?

「○○年落ちが売れるかどうか?」の1つのポイントは走行距離になってきますが、走行距離は最大で何kmまで行けるのか気になりますね。

これをインターネットで調べると「100万km超え」という中古車も存在していたというような記述がたくさん見つかりますが、実際は思っている以上に走る車もちらほらとあるようです。

  • 10万km:第一の節目
  • 15万km:第二の節目
  • 20万km:終わりが近い


ざっくりと走行距離から買取の判断をまとめると上記のようになり、一般的にも10万kmが近付いてきたら乗り換えのタイミングとされていますね。10万kmを超えても「あれ?意外と走るな・・・」という状況であれば、11万kmや12万kmと乗り続けることで目標が15万kmとなってきますが、ついに15万kmを達成するといよいよ買い替えのタイミングを本気で考えることになります。

これはシンプルに「高速を走っている最中に車が止まった」とかを想像すると、やはり少なからず不安を感じます。そうした不安なんて気にしない方にとっては限界チャレンジとして20万kmを目指すかもしれませんが、ここからは答えが見えません。

走行距離の話題では「エンジン周辺が錆び付いてきたらアウト」や「メンテナンスをしっかりとすれば可能」など、本当に様々な話題が尽きませんが、一般的に言われているように10万kmが絶対的な目安というわけではないことは確かです。

一括査定で買取価格を調べよう

15年落ちでも買取で売ることができるので、あれこれ考えずに一括査定で買取価格を調べてみましょう。

重要なポイントとしては、15年落ちであっても「その車の今の状態を加味した相場」において、最高額を提示してくれる業者を探すことが目的です。

また、「本当に売れるの?」という疑問についても一括査定であっさりと答えが出るので、登録社の多い大手査定サイトを筆頭に徹底的にリサーチしてみると良いですね。

間違っても廃車にしないこと

一般的な認識の「15年落ちはさすがに売れない」という流れから、自分であっさりと廃車手続きをしてしまうことだけは避けましょう。

廃車手続きは代行業者に依頼すると簡単に中古車を処分できますが、コストがかかるので損です。また、自分で廃車手続きをしても鉄くずの利益から1万円や2万円と得することもありますが、やはり買取にチャレンジする方が高額への期待値は高いです。

手間に関しても買取は必要書類を揃えるだけなので、まずは買取の査定を受けて見ることをおすすめします。

まとめ

15年落ちの中古車を買取する場合、「買取してくれる業者があるかどうか?」と「いくらの価格で売れるのか?」という2つがターニングポイントとなります。

買取の可否についてはケースバイケースですが、自走可能なら海外ルートを持っている業者などにおいて一定の需要があるため、考え方は廃車買取と同じようなニュアンスです。

また、いくらの価格で売れるのかについても状態がピンキリなのでこちらもケースバイケースであり、買取価格を比較していくという古典的な方法から買取に挑戦していくのがベターです。