軽自動車の買取について:必要な手続きや書類は?
2018年05月31日
カテゴリー車の査定の基礎知識
軽自動車の買取で必要な手続きや書類は、普通自動車と大きく変わりません。
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基本的に印鑑登録証明書がなくても買取できるところが軽自動車買取の特徴なので、それ以外は普通自動車と同じように車検証や納税証明書などを用意していくことになります。
軽自動車の買取で必要な書類
軽自動車を買取するときは、以下の書類を用意しておかなければなりません。- 車検証
- 自賠責保険証
- 納税証明書
- リサイクル券
- 身分証明書
基本的に普通自動車の場合は印鑑登録証明書が必要ですが、軽自動車の場合は軽自動車検査協会に住民票と認印から申請すれば良いため、印鑑登録証明書がいりません。
特殊な状況を除くと、普通自動車と軽自動車の買取で必要な書類の違いは印鑑登録証明書となります。
その他、身分証明書や印鑑や銀行口座などが必要となりますが、これは買取時に業者から必ず指示があるので、そこまで心配する必要はありません。
車検証の内容変更があった場合
軽自動車を買取するまでに結婚や引越しによって内容変更があった場合、以下の書類を用意しておきましょう。- 住民票
- 戸籍謄本
どちらも市役所から取得できるので手間はかかりませんが、本籍地が遠方の場合は郵送取得で時間がかかるため、なるべく余裕を持って準備をしましょう。
ちなみにマイナンバーを持っているなら、コンビニにあるキオスク端末から簡単に取得できるので、これを機会に作っておくのも有りです。マイナンバーがあれば、印鑑登録証明書や各種税証明書、戸籍証明書や戸籍の附票など、様々な書類をコンビニで取得できるようになります。今のところは身分証明書として使うことができますし、今後は保険証としての実用性も期待されているので、想像以上に作っておくと便利です。
各書類の再発行の仕方
「書類がない・・・」という場合は再発行から各種書類を用意していく必要があります。- 車検証:軽自動車検査協会
- 自賠責保険証:保険会社
- 納税証明書:市役所
- リサイクル券:不要
- 身分証明書関連:市役所
軽自動車の車検証は、軽自動車検査協会から取得できるので、愛車のナンバーを登録している管轄へ連絡しましょう。
自賠責保険証は、自賠責保険を申し込んだ保険会社へ連絡すれば再発行できます。
納税証明書は最寄りの市役所です。リサイクル券は再発行というシステムがないため、「自動車リサイクルシステム」の公式サイトから「自動車リサイクル料金の預託状況」を検索して印刷すればOKです。
その他、身分証明書として住民票や印鑑登録証明書などを使う場合、こちらも最寄りの市役所で取得できます。
軽自動車買取の必要手続きは?
軽自動車の買取で必要な手続きは、上記で紹介した書類を用意しておけば名義変更などは自動的に進みます。何か特殊な手続きをしなければならないということはないため、基本的に必要書類をすべて用意すれば問題ありません。
すべての書類を用意したのに買取できないケースは、主にローンが残っている場合が考えられます。基本的にはローンが残っていても買取価格で相殺できるなら売却できますが、その場合も所有権の変更を行う手続きが必要です。この所有権解除については、殆どの買取業者は手続きを代行してくれるため、愛車の買取価格とローンの残債から買取可能かどうかを見て判断していけばOKです。
また、手続き代行は業者による差が少なからずあるため、自分が求めている内容に対応してくれるかどうかはしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
軽自動車の買取手続きは、基本的に必要書類さえ用意しておけば名義変更などの各種手続きは業者が代行してくれます。絶対にやらなければならないのは、とにかく必要書類をすべて用意することなので、時間がある時に1つ1つの書類が手元にあるかどうかを入念に確認していき、紛失してしまった書類については再発行から用意していくように準備を進めましょう。