中古車の売り方:車を売却するときの必要書類
2018年06月08日
カテゴリー車の査定の基礎知識
中古車をスムーズに売却するためには、事前に必要書類を揃えておく必要があります。
ここでは、普通自動車と軽自動車の売却に向けて、それぞれの必要書類を紹介していきます。
普通自動車の必要書類
普通自動車を売却するときの必要書類は以下となります。- 車検証
- 印鑑登録証明書
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 実印
- リサイクル券
自動車車検証は今の住所や氏名などを確認しておき、引っ越しや結婚などで変更がある場合は住民票や戸籍謄本なども必要となります。
印鑑登録証明書は発行してから1ヶ月以内のものが必要なので、車を売却するタイミングで用意しておくのがおすすめです。
他に譲渡証明書や委任状なども必要ですが、上記の必要書類以外の書類は買取店舗が用意してくれます。予め、自分が用意すべき必要書類を店舗側に確認しておくと、スムーズに買取を進められます。
軽自動車の必要書類
軽自動車を売却するときの必要書類は以下となります。- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 軽自動車納税証明書
- 印鑑
- リサイクル券
自動車車検証の内容に変更がある場合は、普通自動車と同じで住民票や戸籍謄本などが必要となります。軽自動車の売却では、買取側が自動車車検証記入申請書を用意してくれるので、こちらも予め自分が用意すべき書類を確認しておくとスムーズです。
車を売却する際に受け取る買取額は銀行振込なので、振込先の口座情報も忘れないように用意しておきましょう。
必要書類がない場合はどうすれば?
必要書類がなければ車を売却できないため、再発行から用意していくことになります。自動車車検証や自動車検査証は、登録した陸運局で再発行できます。住所や氏名に変更がある場合は再発行する必要はなく、これは登録内容の変更で対応できます。
自賠責保険証明書は保険会社で再発行できるため、保険会社の名称が分かれば簡単に用意できます。自動車納税証明書や軽自動車納税証明書は、管轄の都道府県税事務所で再発行できます。
その他、実印や印鑑や印鑑登録証明書を紛失した場合は、最寄りの市役所で印鑑登録証明書を発行できるので、印鑑を用意して印鑑登録証明書を発行するという流れとなります。
リサイクル券は再発行というシステムがなく、車売却で預託証明書が必要な場合において準備する書類となり、その場合は「自動車リサイクル料金の預託状況」が分かれば問題ありません。この自動車リサイクル料金の預託状況は、自動車リサイクルシステムの公式サイトから印刷できます。
まとめ
車を売却するときに必要書類がなければ面倒に感じますが、それぞれの書類は意外と簡単に再発行から用意することができます。ゆっくりと再発行から書類の準備を進めても、数週間から1ヶ月あれば十分にすべての書類を用意できるため、買取店舗を探す作業と並行して必要書類を揃えていきましょう。
また、買取店舗によって書類の代行サービスには差があるため、ローンが残っている状態での買取など、書類の代行サービスはどのような書類に対応してくれるのかを見ておくと便利です。